3ヶ月前にコーチングの体験を受けた時、講師の方がNLPを学ばれたとお話しされていたので、私も知りたいと思っていました。
まず、NLPとは、何か。
Neuro(神経)五感 視覚、聴覚、嗅覚、味覚、身体感覚
Linguistic(言語)言語、非言語
Programing(プログラミング)五感を通した体験から作られるもの、脳の受け取り方
体験、プログラム、言語の相互作用がどのように私たちの身体や行動のパターンに影響を与えているかというしくみを学び、実践する手法とのこと。
周りが能動的に変わるコツは、アドバイスをするのではなく、本人の気づきを尊重するのだそうです。
「気づき」に基づいた行動変容には、必ず自己決定感が伴う。
自分が選択し、行動した、という満足感、納得感が得られますよね。
その選択した行動に対して「責任」をとることが大切。 そして、「責任」を取る行為が、本人の幅を広げ、素晴らしい「選択」をする能力を磨く、とあり、
子どもにぜひつけたい力だと思いました!
では、気づきを尊重する質問とは何か。
挙げてある例を見てみます。
ある兄弟ゲンカの場面にて。
○次男が泣いている状況・背景を明確にする
↓(お母さんが、効果的な質問「何があったの?」を使って出来事を把握する)
○ねぎらいの言葉を入れて感情を受け入れる
↓(感情をフィードバックするNLPスキル、バックトラッキング「一方的に言われて辛かったね」)
○次男の望ましい状態を明確にする
↓(「どんなお兄さんだったらいい? どんな弟だったらいい?」)
○次男の現状を知らせる
↓(「今のあなたは、そんなお兄さんなの? 弟なの?」)
○次男に計画を立てさせる
↓(「じゃ、どうする?」)
○小さな第一歩を踏み出させる
↓(謝りに行く)
○すべてが変化していく
(弟が謝ってくる)
相手が気づくような言葉がけ、自己決定感を持たせるようなプロセスを大事にしていける質問ができるように実践していきたいです。