『優れたリーダーはなぜ傾聴力を磨くのか』林健太郎
職場に素敵な上司(女性)がいます。
とにかくよく話を聞いてくださるのです。それもきちんと話し手の目を見て、親身になって聞いた後、的確なアドバイスをくださるのです。
口調も優しい。
そんな上司に憧れて、私ももっと傾聴力を身につけたいと思いました!
筆者の林さんも部下の方との関係に悩み、コーチングを勉強されたとのこと。
そんな林さんがおっしゃるには、
話を聞くときには、①から⑥の手順があるそうです。
① 部下に「静かな時間」を提供する
→とにかく、2分間は相手の話を聴く気持ちで。② 復唱から始めてみる
→心理的安全性の確保につながる
③ 承認の言葉を使ってみる
→笑顔、など当たり前と思えることも承認する
④ 合いの手を入れてみる
→「そうなんですね」「というと」「ほかには」「もう少し詳しく」を繰り返し使う
⑤ 未来を問うてみる
⑥ 感情を問うてみる
→今日の気分は?どんな気持ちかなどを聴く
⑥が意外でした。絶対に避けては通れないほど、この「感情を問う」という手順は重要なものだそうです。
「感情を聞けば、相手の気持ちがわかって情報量が増えるので、相手の納得度を高めるように気持ちをケアできますし、ケアできれば当然、業務の成功率も高くなります。」ということに、なるほどと納得しました。最初は感情を話してくれなくても、繰り返し聴くことが大切だそうです。
まずは子どもの話をしっかり傾聴しようと思いました!